Excel VBA テクニック集
さまざまなオブジェクト一覧

オブジェクト「Shapes」で、さまざまなオブジェクトが検索できます。
ただし、コメント・埋め込みOLEオブジェクト・グラフも含まれます。

さらに、グループ化された図形は、グループとして検索されるので、グループ内の詳細を別途調べなくてはなりません。

使い方は、ファイル一覧を使った応用の、「マクロ専用ファイル」によるマクロ実行に、下記コードを入れます。

    Dim Object_Obj As Object
    Dim I As Integer
    Dim J As Integer

    If Excel_App.ActiveSheet.Shapes.Count > 0 Then
	For Each Object_Obj In Excel_App.ActiveSheet.Shapes
	    Debug.Print "タイプ = " & Object_Obj.Type & （オブジェクトタイプ名） _
			& " ,名前 = " & Object_Obj.Name _
			& " ,セル位置 = " & Object_Obj.TopLeftCell.Address _
					& "～" & Object_Obj.BottomRightCell.Address
	    If Object_Obj.Type = 6 Then 'グループ化された図形
	    	For J = 1 To Object_Obj.GroupItems.Count
		    Debug.Print J & " 名前 = " & Object_Obj.GroupItems(J).Name
		    Next J
		End If
	Next Object_Obj
	End If

Shapeオブジェクト位置について、TopLeftCellは左上のセル、BottomRightCellは右下のセル（オブジェクト）になります。

コメントの場合、下図のようにコメントが常に表示されていた場合（Visible = True）、TopLeftCell・BottomRightCellは、コメント登録されている場所ではなく、コメントが表示されている左上と右下のセルを意味します。

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