Excel VBA テクニック集
セルの書式(特殊な数値表示1)





Excel VBA テクニック集


特殊な数値表示方法です。NumberFormatLocalの特殊な指定により実現させます。

使い方は、ファイル一覧を使った応用の、「マクロ専用ファイル」によるマクロ実行に、下記コードを入れます。
    サンプル書式、"#,##0_ ;[赤]-#,##0"
    Excel_App.ActiveSheet.Range("B2:G10").NumberFormatLocal = "#,##0_ ;[赤]-#,##0"

数値表示のNumberFormatLocalの基本的な規則について説明します。
__(アンダーバー)に続く文字数だけ文字間隔を空ける。
#左側に0があっても、0を省略する。
00の個数に満たない桁数の場合、0表示する。
,3桁ごとに「,」で区切った表示にする。ただし、2桁とか4桁区切りにはならない。
?左側に0があった場合、スペースに置き換える。
;正の書式;負の書式;ゼロの書式、それぞれ個別に設定する。

次ぎに、サンプルを使いながら説明します。

前ゼロ表示

この表の見方は、B列がセルのNumberFormatLocal、C列の値に1234、D列の値に−1234、E列の値に0が入っています。
3行目が、通常の書式設定の「数値」表示です。4行目が「書式設定」→「ユーザー定義」の「種類」に「00000」を設定した場合です。
「B4」のNumberFormatLocalに「0」が5個、さらに「C4:E4」の値の桁数が5に満たないので、左側に「0」を表示します。

ゼロ表示

「E3」のゼロ表示方法は、「オプション」→「ゼロ表示」に依存します。 NumberFormatLocalに「〜;〜;#」と設定することにより、3番目の書式「#」がゼロの場合の書式になり、0は表示されません。 さらに「−」や「ゼロ」のような表示も可能です。

色指定
[赤]の指定は、数字を赤く表示させることです。他には下記の種類があります。
[黒][緑][紫][赤][黄][青][水][白]

3行目〜10行目が各色のサンプルです。さらに、通常は負の場合にのみ色指定ですが、11行目のように、正・負・0ごとに色指定が可能です。

負の数の表示形式

このように、「△」「▲」「−」を付けるこことにより、表示形式を設定することができます。

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