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積分が誕生する以前、なめらかな曲線でできた図形の面積や体積を求める方法を、区分求積法と言いました。 積分とは違い、図形のタイプごとに巧妙な手法を使って求める方法です。
古代ギリシャ時代、アルキメデス(287-212 B.C.)は、「放物線の面積はの面積の4/3に等しい」ことを証明しました。
証明方法は、点及びで放物線に接する直線を引き、2直線の交点をとする。辺と平行な放物線の接線があり、その放物線と接線の交点をとする。 辺を延長し、辺との交点をとする。このとき、点は辺の中点になる。 したがって、の面積
次に、点で放物線に接する直線を引き、2直線の交点をとする。辺と平行な放物線の接線があり、その放物線と接線の交点をとする。 辺を延長し、辺との交点をとする。
の面積をとすると、の面積 |
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